○最高号給等を受ける職員の給料の切替え等に関する規則
平成3年12月26日
規則第11号
(最高号給等を受ける職員の号給等の切替え)
第1条 西置賜行政組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(平成3年条例第10号。以下「改正条例」という。)附則第2項に規定する職員のうち、平成3年4月1日(以下「切替日」という。)の前日におけるその者の号給又は職務の級の最高の号給を超える給料月額(以下「号給等」という。)が別表の旧号給等欄に掲げられている職員の切替日における号給等(以下「新号給等」という。)は、その者の切替日の前日における号給等(以下「旧号給等」という。)に対応する切替表の新号給等欄に定める号給等とする。
(期間の通算)
第2条 前条の規定により新号給等を決定される職員に対する切替日以後における最初の改正条例による西置賜行政組合一般職の職員の給与に関する条例(以下「改正後の条例」という。)第7条第6項又は第8項ただし書の規定の適用については、その者の旧号給等を受けていた期間(次の各号における職員にあっては、それぞれ当該各号に定める期間。以下「経過期間」という。)を新号給等を受ける期間に通算する。
(1) 切替日前において西置賜行政組合一般職の職員の給与に関する条例の施行に関する規則(昭和62年規則第12号。以下「施行規則」という。)第36条、第38条又は第41条の規定による特別昇給(以下「特別昇給」という。)以外の事由により旧号給等からの改正後の条例第7条第6項又は第8項ただし書に係る当該昇給に必要とされる期間のそれぞれの最短の期間(以下「昇給期間」という。)を短縮されている職員 切替えがないものとした場合におけるその者の切替日以後の最初の昇給予定の時期から旧号給等からの昇給に係る昇給期間に相当する期間をさかのぼった日(以下「旧号給等を受けたとみなす日」という。)から切替日の前日までの期間に相当する期間
(2) 切替日前において特別昇給をした職員のうち、特別昇給後の最初の昇給の予定の時期が切替日以後となる職員 旧号給等を受けたとみなす日から切替日の前日までの期間に相当する期間(旧号給等を受けたとみなす日が切替日以後となる職員にあっては、0)
(3) 切替えがないものとした場合における切替日以後の最初の昇給について、切替日前において昇給延伸の事由に該当した職員 切替日以後良好な成績で勤務したものとした場合の旧号給等を受けたとみなす日から切替日の前日までの期間に相当する期間
(特定の職員の切替え)
第3条 改正条例附則第2項に規定する職員のうち、旧号給等が切替表の旧号給等欄に掲げられていない職員の新号給等及びこれを受ける期間に通算されることとなる期間は、あらかじめ管理者の承認を得て定めるものとする。
イ 切替期間において昇給以外の事由により改正前の条例の規定による号給等(以下「改正前の号給等」という。)を決定された職員については、当該決定の日において改正後の条例及び西置賜行政組合一般職の職員の給与に関する条例の施行に関する規則の一部を改正する規則(平成3年規則第10号)による改正後の給与規則(以下「改正後の規則」という。)の規定を適用した場合に得られる号給等からの昇給に係る昇給期間を短縮する期間(特別昇給をした職員にあっては、改正後の条例及び改正後の規則の規定を適用した場合における特別昇給の日後の最初の昇給の予定の時期から当該特別昇給後の号給等からの昇給に係る昇給期間に相当する期間をさかのぼった日(以下「特別昇給後の号給等を受けたとみなす日」という。)から当該特別昇給の日の前日までの期間に相当する期間。ただし、特別昇給後の号給等を受けたとみなす日が当該特別昇給の日以後となる職員にあっては、0(以下ロ及び第4号において同じ。)をもって、その者の当該決定の日における改正後の号給等及びこれを受けることとなる期間とする。この場合において、改正前の条例の規定により切替日に昇格又は降格をした職員については、当該昇格又は降格がないものとした場合にその者が切替日に受けることとなる改正後の号給等(同日における昇給、特別昇給等による号給等を除く。)を切替日の前日に受けていたものとみなして改正後の規則第23条又は第24条の規定を適用するものとする。
ロ イの規定にかかわらず、切替期間において昇給以外の事由により改正前の号給等を決定された職員のうち、当該改正前の号給等又は当該号給等からの昇給に係る昇給期間を短縮する期間(当該改正前の号給等が最高号給等であった職員にあっては、当該決定の日における当該改正前の号給等を基礎として改正条例附則第2項並びに第2条及び第3条の規定を準用した場合に得られる号給等又はこれを受けることとなる期間。以下ロ及び第5号において同じ。)がイの規定による号給等又はこれを受けることとなる期間より有利な職員については、当該改正前の号給等及び当該号給等からの昇給に係る昇給期間を短縮する期間をもって、その者の当該決定の日における改正後の号給等及びこれを受けることとなる期間とする。
(2) 旧号給等についての切替えが行われない職員のうち、切替期間においてその者の改正前の号給等を最高号給等に決定された職員の当該決定の日における改正後の号給等及びこれを受けることとなる期間は、次に定めるところによる。
(切替日前の異動者の号給等の調整)
第5条 切替日前において昇格又は給料表の適用を異にする異動をした職員及び第7条に定めるこれに準ずる職員のうち、その者の切替日前に行われた昇格(給料表の適用を異にする異動をした職員及び第7条に定める職員にあっては、当該異動又は適用の日の号給等を決定する際の計算の過程における昇格をいう。以下この条において同じ。)がなく、かつ、切替日に昇格をしたものとして改正後の条例及び改正後の規則の規定を適用した場合に得られる号給等又は当該号給等からの昇給に係る昇給期間を短縮する期間がその者の新号給等又はこれを受けることとなる期間より有利な職員については、当該改正後の条例及び改正後の規則の規定を適用した場合に得られる号給等及び当該号給等からの昇給に係る昇給期間を短縮する期間をもって、その者の新号給等及びこれを受けることとなる期間とすることができる。ただし、給与規則第23条の規定の適用については、前条第1号イ後段の規定を準用する。
(切替日前の異動者に準ずる職員)
第7条 改正条例附則第4項の「規則で定めるこれに準ずる職員」は、切替日前において初任給基準を異にする異動をした職員及び人事交流等により新たに給料表の適用を受けることとなった職員のうち、改正後の規則第17条(人事交流等により異動した場合の給料月額)又は第25条(初任給基準を異にする異動の場合の級)の規定により当該異動又は適用の日の号給等を決定する際の計算の過程において昇格をしたこととなる職員
(改正条例附則第3項と第4項との関係)
第8条 切替日において改正条例附則第3項及び第4項の規定にともに該当することとなる職員については、改正条例附則第4項の規定を適用した後に改正条例附則第3項の規定を適用するものとする。
(1) 切替日前に特別昇給をした職員のうち、第2条第2項括弧書の規定により旧号給等を受けていた期間を0とされた職員で旧号給等を受けたとみなす日が切替日後となるものについては、切替日を起算日として切替日から当該旧号給等を受けたとみなす日の前日までの期間とその者の改正後の条例の規定による新号給等からの昇給に係る昇給期間とを合算した期間に相当する期間を経過したとき以後の最初の昇給の時期をもって、その者の切替日後の最初の昇給の予定の時期とする。この場合において、その者の特別昇給後の号給等からの昇給に関し、改正前の号給等に係る昇給期間と改正後の号給等に係る昇給期間とが異なるときは、当該特別昇給をした日において新号給等に特別昇給をしたものとした場合に得られる当該特別昇給後の最初の昇給の時期をもって、その者の切替日後の最初の昇給の予定の時期とする。
(2) 切替期間において特別昇給をし、改正後の号給等を第4条の規定により決定された職員のうち、特別昇給に係る改正後の号給等を受けていた期間を0とされた職員で、特別昇給後の号給等を受けたとみなす日が当該特別昇給の日後となるものについては、その特別昇給の日を起算日として当該特別昇給の日から当該特別昇給後の号給等を受けたとみなす日の前日までの期間と当該改正後の号給等からの昇給に係る昇給期間とを合算した期間に相当する期間を経過したとき以後の最初の昇給の時期をもつて、その者の改正後の号給等を受けた日後の最初の昇給の予定の時期とする。
(切替日以後の最初の昇給に係る勤務成績の判定)
第10条 切替日以後の最初の昇給に係る勤務成績の判定は、改正条例附則第2項又は第4項の規定により新号給等を決定された職員にあつては、旧号給等を受けた日以後の期間について行うものとし、改正条例附則第3項の規定により改正後の号給等を決定された職員にあつては、当該決定をその決定の基礎となつた改正前の条例等の規定による決定に相当する改正後の条例等の規定による決定とみなして行うものとする。ただし、職員に著しく公平を欠くこととなる等の理由によつてこれにより難い場合には、改正後の規則第33条の規定の趣旨に従つて行うものとする。
(職員に対する通知)
第11条 改正条例附則第3項から第5項までの規定により号給等に異動を生じた職員に対しては、人事異動通知書又はこれに代わる文書により通知するものとする。
(給料の切替調書等)
第12条 各任命権者は、給料の切替え等に当たつては、改正条例附則第2項から第4項までの規定の適用を受けた職員について、給料の切替調書等を作成し、号給等の算出の過程等を明確にしておくものとする。
附則
この規則は、公布の日から施行する。
別表
行政職給料表の職務の級の最高号給等を受ける職員の切替表
6級 | 7級 | 8級 | |||
旧号給等 | 新号給等 | 旧号給等 | 新号給等 | 旧号給等 | 新号給等 |
24号給 | 24号給 | 22号給 | 22号給 | 21号給 | 21号給 |
393,400円 | 405,000円 | 403,200円 | 415,100円 | 426,500円 | 438,800円 |
397,000 | 408,600 | 406,900 | 418,800 | 430,300 | 442,600 |
400,600 | 412,200 | 410,600 | 422,500 | 434,100 | 446,400 |
医療職給料表の職務の級の最高号給等を受ける職員の切替表
4級 | |
旧号給等 | 新号給等 |
28号給 | 28号給 |
367,200円 | 391,700円 |
369,800 | 394,300 |